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観察メモ<170525厚木市>

5月25日
コチドリ
農道を車で走っていたら、突然、コチドリが車の前を走りました。
見ると、2羽で車の前を飛んだり走ったりしています。
思い当たる事があります。
車から降りてみました。なんと、1羽が偽傷行動を始めました。
間違いいありません、ヒナがいるはずです。
探してみると、道路上、車の前を1羽のヒナが走り回っていました。
ヒナは羽化した直後でしょう。せいぜい2,3日前です。
ヒナはもう1羽、道路横の田んぼにいました。こちらは安全でしょう。水も入っていません。
親鳥はその田んぼと道路を行ったり来たりして騒いでいます。
どうやら、この田んぼが営巣場所らしく、ヒナの1羽が道路に迷い出たのでしょう。
そこで、このヒナを元の田んぼに誘導することにしました。
道路と田んぼの境は水路です。今、田植えの真っ最中で水が流してあります。
ただ、田んぼへの出入り口が一か所作ってあります。50mぐらのい幅です。
橋と呼べるものではありません。水路に一か所だけ蓋があるということです。
そこならヒナでも歩けそうな感じです。迷い出た時もそこを使ったものと思います。
反対側からヒナを追い始めました。
当然、ヒナに近づいていきます。親鳥は飛び回ったり、偽傷行動をしたりと大騒ぎです。
でも、幸い、親鳥の1羽が入り口の内側で騒いでくれました。呼んでいるのでしょう。
ほどなくヒナは、その入り口から田んぼに戻っていきました。


6月3日
どうやら、この親子のいる田んぼは、今年は休耕田のようです。
大半の田んぼは田植えが終わっているのに、まだ水も入れてありません。
ヒナは、田んぼの畔(あぜ)を乗り越えられるようになっていました。
やはり、当初の場所周辺で行動しています。
時々、様子を見ることにしました。


6月8日


6月13日
ビデオから切り取った写真です。
もう、多少は飛べると思います。
上の5/25の3枚目の写真に、同じ羽根の部位が写っています。とても地味です。


6月17日
サブターミナルバンドが、背中はもちろん、よく見ると頭にも胸にもあります。
まだ、親より若干小さいでしょうか。遠目には区別できないほどです。
相変わらず、元の田んぼを中心に行動しています。親が時々様子を見に来ます。



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