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23年12月14日 Z5+FTZ2を買いました。 ページの写真は12月15日からZ5で撮影したものになっています。 今回の動機は、 D800E+ゴーヨン(古いゴーヨンです)は、重くて持てません。相応の三脚も持っているのですが、合わせると移動などもっての外の重量になります。 D500+1.4+サンヨンは、写るには写るんですが、どうも調子が良くない。明るさ補正がうまく働かないような気がします。 サンヨンも古いVRなしの物です。 この二つの古いカメラ、現在の総リレーズ回数を調べたら、D500は537,740回、D800Eは924,401回でした。 両方とも確か一回修理に出しています。それにしても良く動いています。一応はちゃんと写ります。 このカメラは二つとも古いせいもあると思います、シャッター音がひどいのです。 ガッシャンガッシャンという感じでシャッターか切れます。鳥も逃げます。 その点、ミラーレスなら音もしないのでしょう。(ミラーレスも基本的には音がするのですね。無音モードもあるにはありますが。) そういう事で、買い換えよう、どうせなら時流に乗ってミラーレスがいいだろうと思って買いました。 D500をZ5に入れ換えるだけです。その為にマウントアダプターも必要になります。FTZ2を買いました。 Z5+FTZ2+1.4テレコン+古いサンヨンという形で使います。 この形で4か月使いました。どうにもうまくありません。 この状態で四苦八苦した経緯は下に書いてあります。 写るには写るのですが、今一歩留まりが悪いのです。 そこで一念発起レンズもミラーレス用の物に変えました。 240414追記 レンズを思い切って変えました。 TAMRONのA057です。一番安い望遠のズームレンズです。 A057をFTZ2+1.4+サンヨンと入れ換えました。つまり、Z5+A057というシンプルな形です。 はるか昔、D70かそれ以前のころ、シグマの500mmズーム等を使っていました。 これと、ニコンのサンヨン+1.4の写りが同じくらいだったな、という記憶がありました。 で、500mmズームを買う事にしました。 今なら、古いサンヨンより500mmズームの方が上だろうという予想に基づく願望です。 さて、成果ですが、 まだ、数百枚ぐらいしか写していません。ただ、下の不自然な状況はほぼ出ません。 どうやらZ5の不調の原因はレンズ側にありました。 ただ、重量が少し重くなりました。 ここで、写りにはほぼ不満はなくなりました。 こうなればもっと軽い445にすると良かったか・・・。 そのうち、Zf+1.4テレコン+445かな・・・。 さて、新しいZ5+TAMRONの感想です。 まず、AF-Cが普通に使えます。 微妙な迷いは無くなりました。つまり、下のメモにある不調の原因は古い方の機材、サンヨンかテレコンだったという事です。 ま、多少はNikonの、レンズも新しくしろ、という策略でしょうか。試しに古いゴーヨンに繋いだ時にもAFは迷っていました。 TAMRON500ではAFの音がしません。 AFのスピードは多分早いのだと思います。サンヨンでもさほど遅いとは感じていませんでしたけど。慣れだったのでしょうね 私の無知もありました。 昔からの癖で、ここまで、撮影のモードはA優先で使っていました。 15年、いえ20年近く、この設定でした。 それを、今回の試行錯誤の勉強でS優先に変えました。 どうやらこちらが正解のようです。いえ、あらゆる所に、野鳥はS優先でやれ、と書いてあります。 実は、ここまでS優先の使い方がよくわかりませんでした。特に逆光補正がうまくいきませんでした。 S優先ではコマンドダイヤルが逆で慣れないのです。まだ試行錯誤が多い状態です。 不自然だった逆光補正は通常の状態に戻ったようです。 古いサンヨンでは、補正を通常の3倍ぐらい動かす必要がありました。 この事象でレンズの不調に気付くべきでした。 これまでは、AFは、シングルポイントを使っていました。A優先だったせいもあります。 通常はシングルポイントで、飛びものはダイナミックAFにして撮影していました。 しかし、この間、説明書を読み直して、間違いに気づきました。 通常はダイナミックAF、飛びものはオートエリアかワイドエリア、というように読めます。 (下にメモしていますが、飛びものに限らずダイナミックAFでも普通に撮れているのでおかしいなとは思っていました。) AFの切り変えは、Fボタンとサブコマンドダイアルでやりますね。 私にはこの方法は結構面倒で、少し慣れる必要がありそうです。 両方右指を使うので。D500の様に、左指でボタン、右指でダイアル、なら楽なのですがね。 今、通常はダイナミックAF、飛びものの場合はFキー押しでオートかワイドに切り換えて使う、方法の練習中です。 というか、これが当たり前なのでしょうね。 いえいえ、ダインミックAFは暗い所では迷います。シングルポイントに変えました。まだまだ試行錯誤です。 あとは、各種設定は解説などを読み込んで検討の結果、 ピクチャーコントロールはSD、ホワイトバランスは自然光Autoにしてあります。 まだ、この設定でほとんど試していません。結果はこれからです。 電池が、古い電池も使えます。D500の時代の電池も使えそうです。予備に充電して携帯しています。 ただ、D500の時代のサードパーティ製の電池も持っています。これは使えませんでした。何やらエラーメッセージが出ます。 良くした(?)ものだと感心しました。 240503追記 AFの種類に関しては、飛びもの場合はダイナミックAFと書いてあるものもあります。 というか、昔やっていた、通常はシングルポイント、場合によってダイナミック、が普通でしょうか。 飛びものを撮る場合に、オートエリアにすると、ワシタカを追尾してくれます。鳥の指定はありません、、動物指定です。 ただ、背景が空の場合です。山バックの場合は、あまり効きません。いえ、追いますが結果があまりよくありません。 ダイナミックが無難かもしれません。 240515追記 フォーカスエリアが広いので、ピントが後ろに撮られることはあります。 慣れもあるのかもしれませんが、それほどひどい状況ではありません。 最近気が付いたことで、白抜けがほとんど発生しません。 まあ、ミラーレスは明るさがファインダーで確認できますので、このせいかもしれません。 (以下のメモはこれ以前、古いレンズでの状態です。) 240320 約三か月使っての感想 下にいろいろ書いていますが、大半の原因はDXモードでした。 それとファインダーも液晶であることでしょうか。ミラーレスなので当然ですが。 私は、ほぼ100%640x480ピクセルの写真しか使いません。 ですので、DXモードで充分な写真なのです。 ファイルサイズも少なくて済みます。体感では不明ですが、処理速度も早いはずです。 ところが、これを最近気づきました。 このカメラはDXモードだと画面が狭いのです。拡大されて見えます。 D800EのDXモードはFXのファインダーの画面に半分ぐらいの面積の四角が表示されていて、DXの時はその部分の写真が撮れます。 ファインダーの画面自体は広いのです。 これで、飛びものの写真の成否が大きく違います。 Z5だと画面から少しずれるともう間に合いません。画面が広いと何とかなる事も多いのです。 D500はしまい込んでいるのでどうだったか思い出せません。 ただ、液晶とミラーの反応の違いが大きいです。液晶だとやはり遅れます。遅れていると思います。 そこで、FXモードで撮ることによって、だいぶ成功率が良くなりました。 もう一つ気付いたことがあります。 常識なのでしょうけど、画素数の違いです。 私は、フルサイズなら、D800E並みの画素数があるものと思っていました。 これが違います。 D800Eだと3680万画素、D500で2150万画素、Z5では2430万画素です。 今は、50万円以上するカメラは5000万画素ぐらいあります。これも大きいと思います。 240212 約ひと月使っての感想 まだ使い込んでいませんし、初めてのミラーレスで、分からないボタンやメニューも多い状態です。 やはり安物です。フルサイズですがD500の当時の値段とほぼ同じです。おぼろげな記憶ですが、多分。 今ではD500の半値ぐらいの価値、性能でしょうか。あくまで個人の感想です。 まあ、このように思うと納得します。思わざるを得ません。 一番困るのは、AFが落ち着きません。この点、ネットでも幾つかの記事を見ました。 写真の歩留まりがとても悪いです。(当初の話です。色々調整してかなり回復はしました。) AF微調整も試しましたが、初期のままで正しいようです。 要はこのカメラは野鳥向きではないという事です。動かないものなら問題ないのでしょう。 購入時の、ほとんど設定を変えない、状態で使っていると、半分残ればいい方でした。残りはピンボケでした。 原因は、思うに、フォーカスエリアが広い事です。 ファインダーを覗くと画面の中央にある赤い四角です。これが広すぎるのです。 シングルポイントAFを使いますが、D500など比べてとても広くなっています。 ですので、対象が大きければ、例えば、近くにキジバト程度の鳥がいれば、まあ合います。 しかし、メジロ程度の小鳥だと、なかなか合いません。赤い四角がメジロの倍ぐらいあります。 このような時は、フォーカスが背景に取られるか、前後の木の枝に合ってしまいます。 このため、写真の歩留まりが非常に悪いです。 先に書きました、極端な話、半分以上はピントが合っていません。 古いテレコンを挟んでいるせいかも知れません。でも、D500+テレコンではこのような事はありませんでした。 フォーカスエリアには、もう一つ狭いエリアにピンポイントAFというものがあります。 これだと、小鳥でも合いやすいです。 しかしながら、遅い、迷うのです。このことはマニュアルにも書いてあります。 動きの速い野鳥には不向きです。ある程度明るいときには使えます。 性急な結論かもしれません。何か設定が悪いのか、腕が悪いのかも知れません。 そこで考えました。 シングルポイントとピンポイントを併用します。 通常はピンポイントで待ち受けて、ピントが合うまで待ちます、素早い鳥には間に合わないこともあります。 ピンボケよりましです。 余裕がある状態、あるいは対象が大きくて邪魔者がない場合にはシングルポイントに切り替えます。 この二つを、下に書いてあるユーザーセッッティングモードに登録しておいて、切り換えるようにしました。 これで、かなり歩留まりが良くなりました。 しかし、このモードは使えない、というか欠点に気付きました。 露出補正が維持されません。モードを変えたとき、そのモードの補正値になります。 やむを得ず、Aモードを使う事にしました。 フォーカスエリア変更は、は面倒ですが、F1ボタン+コマンドダイアルを使う事にしました。 このカメラ、私としてはF1ボタンが押しにくいのです。苦労します。その後、、多少離は慣れました。 ピクチャーコントロールは、初期設定のオートではモヤっとした画像になりがちです。個人の感想です。 色々試しました。 ビビットだと硬すぎるような気がします。 スタンダードだと今ひとつ柔らかすぎるようです。 そこで、スタンダードを基にして、カスタムを作りました。 大半の設定を右に一つ増やしました。クリアになる方向です。 現在、これで試していますが、良さげです。 ただ、このせいかどうかは分かりませんが、白色がうまく出ません。出ないような気がします。 もう少し使い込まないと結論は出ません。 上のセットでは、どうも色がうまく出ません。説明が難しいですが、我流の表現で、写真が固くなっています。 そこで、今、ピクチャーコントロールを色々いじって試しています。 240219 ピクチャーコントロールの設定は、色々試して、現在では オートでは、ボヤーッとという感じ、 ビビットでは固すぎて スタンダードで色々試しています。 スタンダードを基に、 クイックシャープはビビットと同じでシャープすぎる感じ そこで、彩度と色相をひと目盛り強くしています。 今のところ、これがいい感じです。 いえいえ、これが最終ですが、240226現在、 彩度だけひと目盛り上げて、残りはスタンダードのまま、これがいいように思います。 240306 彩度も戻した方がいいかもしれません。 色が少しきついなと感じます。 彩度も戻そうと思います。 スタンダードのノーマルで使ってみます。 この、ピクチャーコントロールの調整方法としては、 本来は、RAWで色々試して、最適な設定を決めるのが一番だと思います。 何しろ、毎回のRAWは面倒なのです。 昔、D800Eではこれをやりました。 半年ぐらいRAWを使って最適な設定を割り出しました。その設定でJPGだけの写真にするのです。 現在の設定は、その時の設定に近いものだと思います。 240310 ピクチャーコントロールの結論、 スタンダードでそのまま、がいいように思います。 今日、晴天で撮ってみて、ほどほどの成果が出ました。 これまでの不調のケースは天気のせいです。 天気の条件がいい場合はノーマルで希望通りの写真が撮れるようです。 ここまで、あちこち調整していたのは、雨の日とか暗いときなど、条件が悪い場合です。 Z5以前は、それなりにいい機械を使っていたので、多少暗くても思いに近い写真が撮れていました。 Z5になってからは、そこまでは期待できないという事です。 レンズ(サンヨン+1.4)が古いという事もあるのかも知れrません。 三脚 とにもかくにも、これで私の古いサンヨンでもVRが使えます。三脚から解放される事になると思っていました。 実際には、完全にはなりませんね。手持ちでの歩留まりは良くなりましたが。 VR無しだと、明るさにもよりますが、手持ちで写すと、10枚撮って1枚ぶれのないものがある程度です。 新しい方では、10枚撮れば4、5枚は使えます。 私の腕力の影響もあるかもしれません。 FTZ2+1,4テレコン 少し心配していた、Z5+FTZ2+1,4テレコン+古いサンヨンで使えます。 Nikonのページでは、分かりにくいですが、一応、FTZ2は1.4テレコンもサンヨンも使えると書いてあるように読めます。 ただ、この三つを繋げても大丈夫だとは書いてありません。多少の心配はありました。 結果、AEやAFは動いています。 サンヨンは、上に書いている通りで、2008年購入のVR無しの時代のものです。まあ、良く動いています。 ですので、不調の原因はレンズにあるかもしれません。 Nikonも、今では売ってもいないものへの対応は考えないでしょう。 カメラとサンヨンの間にFTZ2と1.4テレコンを繋ぐ作業で苦労しました。 それぞれ、後先があり、どっちにカメラを繋ぐのか、レンズ側を繋ぐのか、分かるまでに試行錯誤を繰り返しました。 先に書いた通りで、実際に二つが対応しているのかという疑心暗鬼の状態での作業でしたので、そのせいもあります。 冷静に考えれば、順番はカメラ、FTZ2、次にテレコン、レンズ、だと分かります。 昔、テレコンを買った時に、先にレンズにテレコンを付けて、そのあとでカメラに繋げと書いてあったような、おぼろげな記憶が。 冷静にレンズの受け口とカメラの受け口をみれば、前後も分かります。しかし、それに気づくまでがパズルでした。 なんしろ、これまでがずっとD500+1.4+サンヨンを付けっぱなしでした。そのままの状態で鞄に入れて運んでいました。 ロックを外す(らしい)ボタンがあります。当初はこれを押して回すのか、引いて回すのか、さえ分かりませんでした。 それぞれに保護用のキャップが付いています。これを外すのも一苦労しました。 購入したFTZ2には、両方にキャップが付いています。外す為には、ただ、ねじればいいのか、ロックの解除が必要なのか、これも疑問でした。 繋いでしまえば、連結に関しては意外と安定しています。新品だという事でしょうか、まったくガタつきません。 これまで使っていた、D500+1.4テレコン+サンヨンではガタがありました。 このセットは、落として修理に出した暗い過去があります。 修理はしましたが、ガタは残りました。このせいでAFが動かない時があります。ガタの部分を戻すために左に回すと繋がります。 Z5のセットでは安定しているようです。 (やはり多少はガタつきます。ただAFが切れることはありません、一回切れたかも知れません。) ISO 今一、ISO感度の設定が確定していません。 D800E、D500ではISOは1600が限度でした。あくまで私の野鳥撮影の場合です。 最初、期待して、ISO6400で使っていました。これだと暗い所では塗り絵状態になりやすいです。 そこで、現在ISO3200で使っています。これで何とか使えます。 ま、昔のカメラより良くなっているようです。 総リレーズ回数 Nikonは総リレーズ回数が分かります。XnViewのExifでみられます。(確か昔は、メニューから直接読めたと思います。) 恐る恐る最初の写真を見てみたら、1でした。 思うに、メーカーで試し打ちをすると思います。 事によると、マイナスから始まるようにしてあるのか、あるいはリセットする方法があるのか気になります。 (再掲ですが、D500は537,740回、D800Eは924,401回) 話しが飛びますが、昔、かなり昔、車の走行距離メーターの部品を工場で見たことがあります。 新品はマイナス何キロとかの表示になっていました。 車の場合、テストとか車検とかでメーカーや販売店で自走させる場合もあるだろうからだろうなと感心した覚えがあります。 露出補正 元の、D500+1.4+サンヨンでは、明るさ補正がおかしくなっていました。 以前はひと目盛りかふた目盛りぐらいで合っていた補正が、数倍動かさないと合いません。合わなくなっていました。 原因は何かわかりません。 D800E+ゴーヨンでは、これが大きく動かす必要はありません。やはり、D500のセットがおかしいのです。 他には、まあ、おぼろげですが、サンヨンは昔に比べて写りが悪くなったかな、と感じてはいました。これも腕が落ちたとも考えられます。 新しいZ用のレンズを買わないと正確な批判は出来ませんかね。 明るさ補正は、Z5に変えてもはっきりした改善はありませんでした。結局、原因は古いレンズの方ですね。 Z5では明るさの補正の強さがファインダーで見て分かります。 補正すると、記録される写真と同じようにファインダーや液晶での明るさが変わります。これは便利です。 結果が正確ではないように思いますが、ある程度、結果と同じように見た目が変化しますので助かります。 D500以前は、勘で補正しておいて、再生し、写りを見て、さらに細かく補正するという作業が、何回も必要でした。 思えば、これはミラーレスの液晶表示のファインダーの利点ですね。 ただ、今のところ、ファインダーの明るさと実際の撮影結果との明るさが合っていません。 実際の写真はファインダーで見る様子より明るく撮れています。 そこで、ファインダーではふた目盛りぐらい暗く見える状態で撮影しています。 これについて、多分、解決方法に気付きました。 ファインダーの明るさを変更できます。 今、色々調整している所です。 どうも、蛍光灯の明かりでは、撮影結果が安定しません。 昼間、セットする必要がありそうです。 いえ、やはり少し合いません。どこかに調整方法があるのかもしれません。 撮影結果は、D500ではすぐ液晶で確認できていました。 撮影して、液晶を見ると、その写真が再生されるモードがありました。 Z5ではこれができません。 いえ、そのモードはあるのですが、ファインダーを覗いていると、それを感知して、液晶に写りません。 ファインダーで撮影し、顔をすぐ離して液晶を見ても、写らないのです。 顔を離して、液晶で撮影すると再生されます。これでは鳥は追えません。 センサーがあるみたいで、ファインダーを覗いていると、液晶がOFFです。 逐次、ファインダーに結果を出すモードがあります。ただこれをすると、その間対象物が見えません。 やむを得ず、明るさ補正に慣れるまではと、ファインダーに結果を出すモードにしていました。 このモードでも、連写している間はそのままファインダーが使えます。連写を止めると、あるいは単写だと、すぐファインダーに結果が再生表示されます。 勿論、液晶にも表示されるのでしょうが、液晶は顔を離さないと表示されません。 ファインダーもシャッターボタンを半押しすると再生表示が消えて、前が見えます。多少は不便ですが、慣れるしかありません。 結果が全くが分からないよりはましです。 それに、再生の拡大表示がOKボタンでできます。これは便利です。ピントが合っているか、そのままの再生では分かりにくいです。 OKボタンを押すと即、拡大されますので助かります。まあ、その間、ファインダーがファインダーとしては使えませんけどね。 Z5では、フォーカスポイントのロックが出来ません。 フォーカスポイントは十字キーで動かせます。勝手に押してしまうのでしょうね、ずれている時があります。 十字キーのセンターボタンで戻せますが、不便です。 夢中になっていると、画面の端に写していることもあります。 これは慣れもあるようです。最近では殆ど動きません。 ダイナミックAF 当初、複数のフォーカスポイントを出す方法が分からず、苦労しました。 猛禽類(飛びもの)の写真は、これがないと不便です。 D500等では、フォーカスポイントを一つから複数にするには、AFモード+サブコマンドダイアルで簡単に変更できました。 同じ機能のZ5のF1キーは、場所が悪くて操作に苦労しています。 慣れればいいのかもしれません。 普通に止まっている野鳥を撮る場合はシングルポイントで撮ります。 そこにタカ類が飛んできた時です。 そのままシングルポイントではなかなかピントを合わせられません。と言いますか、ほぼピントは合いません。 D500で、ダイナミックAFに変更するには(AFモードボタン+)コマンドダイアルを回すだけでした。 これで対応できていました。 それに、最初から25点のマルチフォーカスにしておいても、止まっている野鳥にもフォーカスは合っていました。おおよそです。 ですので、忙しいことが分かっている場所では最初からマルチにしていました。(ここら付近大間違いでした。) しかしながら、Z5ではこれを試す気にもなりません。あれもこれもフォーカスエリアが広すぎる事が原因です。 そこで、ダイナミックAFを選ぶ場合はメニューから二つの変更をしないといけません。 これでは突然の対応はできません。 そこで、今分かっている範囲での解決策で、ユーザーセッッティングモードを使う事にしました。 この機能は、あるいはこれに近い機能が、前のカメラにもあったように思います。 今まではこの機能を使う必要がなかったので、いえ、使い方がわからなかったので、スルーしていました。 今回、説明書を調べて、これに気づきました。効果があるかどうかはこれからの事になります。 マルチフォーカス自体も性能はよくありません。 古いD500やD800Eに比べてです。これと比べる方が無理なのでしょうか。 猛禽類だと何とか使えます。 今日、ツバメで試して、これがもう無理でした。 ファインダーが液晶だという事もあります。遅いのです。コンマ何秒でしょうか、遅れるようです。 それでもつばめの小さくて速い物には、かなか合いません。 古いカメラでも、ツバメが相手だと、歩留まりは5割でしょうか。 このカメラだと2割ぐらいの成功率でしょうか。 ツバメは今日初めての挑戦でしたので、何か対策があるのかもしれません。 猛禽でも苦労します。 AFの性能と液晶のせいでしょう。 先に書いた通り、ユーザーセッッティングモードの欠点があります。 明るさ補正が維持されません。 U1で使っていて、U2に変えると、明るさ補正が戻ってしまいます。 補正を再度セットし直さないといけません。 補正が+2など大きく補正してあると大変です。 まあ、飛びものの撮影の場合は、おおよその補正値が決まっているので、何とかなりそうです。 ミラーレスの最大の欠点に気づきました。 ミラーレスです。ファインダーも液晶なのです。 そのせいでしょう、電源ONで、すぐには見えません。コンマ1秒、いえ、コンマ数秒、だと思います、ファインダーが見えません。 一息置いて、ほんの一息ですが、ファインダーが使えるようになります。まあ、当たり前の事です。 この点、今までの一眼レフは単なる鏡です。ガラス越しに見ているだけです。電源OFFでもファインダーが見えています。 D500など、電源ONでほとんどタイムラグなしでシャッターが切れていました。 先に書いた飛びものの撮影でも若干の遅れが出ます。出るようです。 一眼レフの直接見ている状況とは違います。高い機械だと違うのかもしれません。 Z5は、オートパワーOFFですぐ電源が切れます。当初は30秒ほどでした。 これはあんまりなので、今、20分にしてあります。 出来れば、もう少し長めにしたいのです。最良なのはOFFにならないのが一番です。 問題は、電池の持ち具合と、消すべき時に忘れないか、という事での折衷案でしょう。 オートパワーOFFの状態からの復帰にもコンマ何秒の時間がかかります。その間ファインダーが見えません。 また、再生モードの時は20秒にしているのですが、20秒で今度は電源も落ちてしまいます。 正確にはスリープする状態かもしれません。 とにかく、再生しておいて、設定の20秒過ぎると再生が終わるのではなく、電源が落ちてしまいます。困ります。 一眼レフでもオートパワーOFFはあります。 しかし、前の通りでOFFの状態でもファインダーは使えます。 その状態でシャッターを押しても復帰の(パワーONの)時間を気にすることはありませんでした。 |